コレはヒットですよー!
…って、何が?と思われるでしょうけど、今日のおかずです。
先日、松屋銀座の地下食料品売り場で、国内産小麦100%使用の「すき焼き麩」っていうのを買ったんですよ。(同じのがネット販売されていました→
コレ)
今日は、これを使って何か作れないかなぁと考えていて、小さめのマッチ箱みたいな直方体の形のコレを見て、ふと「豆腐みたいな形だから、豆腐の代わりにしてみよう」と思い至りました。
で、結果的に出来上がったのが、中華丼風のもの。
実際には、お麩が膨らんで角が取れて丸っこくなったので、豆腐みたいなビジュアルじゃなくなったのですが、見た目はともかく、美味しかったです。
というわけで、おおまかな手順です。
・すき焼き麩8個は、水に浸して戻しておきます。
→周りの面が全部焼き固められているため、水分を吸うのに時間がかかります。早めに戻さないと芯が硬いままになってしまいます。
ちなみに、私は味噌汁の出汁をとるために昆布を浸けておいた水に一緒に放り込んで放置しておきました。下味もついたかな?
・主な材料を切ります。
ネギ2分の1本は5mm角程度の大きさに刻みます。
生姜2かけ分も5mm角程度に刻みます。
干し椎茸は水で戻した後、絞って4等分ぐらいに切ります。
油揚げ少々(端から2cm幅分ぐらい)は5mm角程度に切ります。
軽く茹でた小松菜は1~2cm程度に切ります。
戻したすき焼き麩は半分にカットします。
・鍋に少量のオイルを入れ、生姜、ネギを加えて香りが出るまで焦がさないように炒めます。
・椎茸、油揚げも加えて軽く炒めます。
・水を1カップ程度加えて、塩と醤油(あまり色をつけたくないので、薄口醤油で)で味をつけます。後で小松菜やお麩が入るので、味がぼやけないように、やや強めの塩気で。
・煮立ったら、お麩を加えてしばらく煮ます。
・葛粉を少量の水で溶いたものを用意し、具材が煮えたら水溶き葛粉でとじてあん状にします。
・火を止める直前に小松菜を加え、ひと混ぜして出来上がりです。
画像では、どうしても美味しそうな感じに撮れなかったのですが、オットが軽く感動するぐらい美味しかったです。↓こうして見てみると、色合いが寂しいので、ニンジンとか赤っぽいものを入れたら良かったかしら。。。
すき焼き麩って、ほぼ初めて食べたのですが、ぷるんぷるんしてその感触(&食感)に私も感動しました。おつゆ麩や車麩も好きな私ですけど、このぷるっぷるさ加減にはノックアウトされました。周りの面が焼き上げられている分、戻りにくいけど一度吸った汁気は逃さない!みたいな感じで、とにかくぷるぷるです。切ろうとして手で持ち上げた時なんて、むちむちぷるんぷるんなので軽くコーフンしてしまいました(←ヘンタイ?)。
今日は「丼風」と言いつつ、ご飯と別皿に盛り付けちゃいましたけど、次回は丼飯にどどーんとかけて食べたいと思います。
味つけとしては、塩と薄口醤油だけで、後は味の出る具(椎茸や油揚げなど)と香味野菜だけなのですが、実に美味しい♪オット曰く「外で中華丼を食べると、化学調味料の味かヘンな甘みが感じられるけど、これはいい!」とのこと。最初は丸っこくて妙にでかいお麩を見て「何コレ」と半信半疑な様子で手を出していたのですが、お麩も気に入ったみたいです。
このお麩、ネットで検索をかけてみたのですが、「すき焼き麩」という名前だと、メーカーによって丸いもの(おつゆ麩みたいな)だったり…と、色々みたいなのですが、「丁子麩」という滋賀県の名産のお麩が近い感じみたいです。滋賀といえば、近江牛が有名なので、やっぱりすき焼きで食べるのかしら?
とにかく、このお麩、今度見つけたら買い占めたい!と思うぐらいハマりそうです。