今日は木曜日なので我が家恒例の
一汁の日です。
あいかわらずビジュアル的には地味ですが、こんなの食べました↓。
以下、おおまかな手順です。
・鍋に水を張り、干し椎茸を浸けて戻しておきます。充分戻ったら細切りにして鍋に戻します。
・高野豆腐はお湯で戻し、細切りにして鍋に加えます。
・押し麦はさっと洗って鍋に入れます。
・塩キャベツ(※)は汁ごと鍋に入れます。
・鍋を火にかけ、ことことと煮込み、押し麦が柔らかく煮えたら味見して、塩と薄口醤油で味をととのえて出来上がりです。
※塩キャベツ=キャベツをテキトーにざく切りしたものに梅塩と米酢少々を振って馴染ませて、冷蔵庫に保存しておいたもの。
なんともやわらかな味わいのスープになりました。
塩キャベツは上にも書きましたけど、塩もみキャベツのことです。ただし、塩もみしてすぐのものではなくて、1週間程度冷蔵庫内で熟成したもの。
キャベツを丸ごと買うと、我が家は2人なので使い切れないうちに日が経ってしまうことが多いので、すぐに使う予定がない場合は、一気にざく切りにして梅塩、酢を馴染ませて適当な保存容器に入れて冷蔵庫に入れておくのです。人参や大根などがある場合は一緒に仕込むこともあります。また、昆布の刻んだのを混ぜておくこともあります。
漬け込んだその日から食べられるので、ちょっとずつ「今日は浅漬け風のサラダ」「今日は軽く絞って味噌汁の具」などと使うのですが、日が経つにつれて乳酸発酵するのか不思議な美味しさが出てくるんですよねー。
その塩キャベツが、今日は少しだけ残っていたので、汁ごと加えました。
いい具合に馴染んで美味しくなったキャベツと漬け汁の風味と、高野豆腐のほんのりと甘い感じ、椎茸のおだしが合わさって、なんとも表現しにくいのですが、舌にすーっと馴染むような美味しさになりました。
押し麦もむにゅっむにゅっとした食感が楽しくて美味しかったです。
ちなみに、今日のご飯の方は、珍しく味つきご飯にしました。
一汁の日のご飯、ほとんどは普通の玄米ご飯なのですが、今日は梅干しと千切り生姜を一緒に炊き込んだご飯に、刻み海苔をたっぷり乗っけていただきました。
というのも、梅干しの種が10個ぐらい残っていたので。
以前書いたことがあると思いますが、オットのお弁当のおにぎりに使う梅干し、種を除いて実だけ入れるのです。でも実の残った種、そのまま捨てるには勿体ないし、自分で食べるにも追いつかない時があるし…で、油断すると梅干し用の容器にたまっていっちゃうんですよねー。
冬の間、梅煮をしょっちゅう作っていた時は種も一緒に煮て味を出すのに使えたので困らなかったのですが、このところ梅煮はたまーに作るだけ…。
というわけで、今日はご飯を炊く時に、種8個か9個ぐらい一緒に炊き込んで、一気に消化しちゃいました♪
程よい酸味と生姜が効いて、美味しいご飯でした~。