さて今日は
一汁の日。
昨日、香りの良い牛蒡を手に入れたので、コレを使った汁物にしよう!というのは決めていたんですけど、具体的にはなかなかイメージが浮かんでこなくて。「けんちんはこの前食べたしなぁ」…って、別にこの前食べたからって、また作っても一向にかまわないんですけど、なんとなくー。てへへ。
で、結局考えついたのは「けんちん汁」とそう変わらないスープでした。
以下、おおまかな手順です。
・牛蒡は縦半分に切ってから薄切りに、人参は斜め薄切りにしてから太めの千切りに、ジャガイモは太め(←モ〇バーガーのポテトフライぐらいの太さ)にカットします。
・切干大根はさっと洗っておきます。
・鍋にオリーブオイル少々と、刻んだにんにくを入れて火にかけ、香りが出るまで炒めます。
・牛蒡、人参、ジャガイモと塩少々を加えてざっと混ぜるように炒め、全体に油を馴染ませます。
・鍋に昆布だしと塩を加えて、しばらくことことと煮込みます。
・具がやわらかくなったら、香りづけに薄口醤油を少し垂らして少し煮て出来上がりです。青ネギの刻んだのをちょっといろどりに。
根菜を炒める時ににんにくを効かせたり、お豆腐が入らなかったりするぐらいで、結構けんちん汁っぽい工程を経て作ったスープになります。あ、けんちん汁にはあんまりジャガイモ、入らないかな?
おーいしーい☆
具を箸でつまんで口に運ぶと、まずは牛蒡の香りが鼻をくすぐります。牛蒡好きなので、もうこれだけでたまらなく幸せ♪
ジャガイモがほっくりと少し崩れかかっていたり、牛蒡がそれとは違うシャキシャキでもほくほくでもない、ちょっと独特の重たい歯ごたえがしたりして、ひとつひとつの具の食感が楽しいです。
で、スープや具を飲み込む時や飲み込んだ後に、今度はにんにくの香りがふぁ~っと感じられて、なかなか面白いスープになりました。
塩で結構しっかりと味をつけて、お醤油は風味づけ程度にしてみたんですけど、コレ、いいです。せっかくの牛蒡の香りが消えてなくて美味しかったです。
いつも、一汁の日の時はお鍋にたっぷり作って、お餅や麺類を入れたりして翌朝も食べるんですけど、コレは何を入れて食べようかなぁ…。