色んな方に、焼いたカブが美味しいと教えていただいていたので、手に入れた大きめのカブ(←梨ぐらいの大きさ)を焼いてみました。
実は、昼間に1人の時、試作を兼ねて一度作ってみて、夜は夜でちょっとやり方を変えて作ってみました。
…昼間に1人で食べたやり方の方が美味しかったんですけど、あくまでも「試作」だと思っていたので、画像がないんですよねー(汗)。
ちなみに、この↓画像は、夜バージョンです。
ということで、より美味しく感じた昼間の焼きカブの作り方の手順を以下に。
・カブは大きめの一口大にカットします。
・厚手の鍋に重ならないようにカブを入れ、少し塩を振ってフタをして、弱火にかけます。
・片面7~8分ぐらい焼き、裏返して両面焼きます。
・出来上がったら器に取り、粗挽きの胡椒を振って出来上がりです。
ルクルーゼのココットロンドを使ったのですが、カブに焼き色はあんまりつかず、表面がカリッとして中身がとろーっとするのかしら?と思っていた当初の予想と違っていました。
両面焼き終わって取り出す時には、柔らかくとろけすぎて、箸ではつまめないぐらいだったので、木べらでそろーっと器に移すほど。お鍋の底に、カブから出た美味しいスープが溜まっていたので、これも器に。
見た目は焼き野菜っぽくなくて、「ん?煮物?」って感じでした。
蒸し焼きにする時に塩を振っていたので、改めて味つけはせず、胡椒だけを振って食べたんですけど、コレがもう…むっちゃくちゃ美味しかったです。
口の中を火傷しそうになりながら頬張ると、とろーりと崩れて甘いスープがじゅわーって出てくるんです~。ほんのり塩味と、アクセントの胡椒がピッタリでいい感じ。
でね。
夜は何をどうしちゃったのかというと、昼間のと同じように一口大にカットしたカブを、ザルに乗っけて半日干していたものを使ったんです。干したといっても、台所に放置していただけですが。
以前、半干しにした野菜は旨みが凝縮されてより美味しくなるって聞いたことがあったので、「じゃあ、夜は干したカブでやってみよう」と思ったんですよね~。
後の手順は基本的に同じ↑なんですけど、見た目と食感が違いました。
半干しにしたことで、適度に水分が抜けて表面が乾いて少し硬くなったせいか、同じ時間蒸し焼きにしても、形がしっかりと保たれています。さすがに箸でつまむことはできなかったのですが、結構しっかり。
食べてみた味わいとしては、噛むと中がとろーっとするのは一緒ですけど、表面はとろけません。
…好みの問題で、ひょっとしたら「表面はしっかり、中からとろーり」の、こちらの方が美味しい!と感じる人もいるかもしれませんが、ワタシ的には全体がとろーっとなった、干さないバージョンの方が好きだなぁ。
あ、ちなみに、夜食べた時には、少しだけニラ醤油を垂らして食べました。ニラ醤油がけも美味しいですけど、やっぱり個人的には塩&胡椒だけのとろとろバージョンです♪
また大きなカブを手に入れる機会があったら、とろとろバージョンを作ってオットにも食べさせてみます。