旅行から帰ってくるなり風邪をひいてしまって、改めて「食事って大事なんだなぁ」という当たり前のことを思い知らされました。
だってね…。
旅行中に口にしたものときたら、そりゃあ体調も崩すわ…というものも色々。
出発日の夜。
自宅で作ったおにぎり(梅みょうが・もろみみそを入れて海苔を巻いたもの)。
この日は、夜に家を出て東京駅から夜行バスに乗る予定だったのですが、この後数日間は外食が続くから、この日まで外食するのはやめて、ちょっとでも家で普段食べているものを食べようということになったのと、オットが仕事から帰ってきてから家を出るまでそんなに時間がなかったので、予め、夕方におにぎりを作って用意していたのでした。
したがって、この日の食事内容には、まだそう問題はありません。
到着日(伊勢1日目)。
朝から食べたものを順番に。
・伊勢うどん定食(ごはん、しば漬け、かぼちゃの煮物がついていました)。
・赤福氷。
・納豆巻き(細巻き5本)、低糖ヨーグルト、梅干。
・ゆかりおにぎり、わかめおにぎり、たこ焼き。
このうち、納豆巻きから後に書いたものは、実はコンビニ食です。
外宮の近くのお店で伊勢うどんを食べたのが既に10時ごろだったのもあって、昼時にお腹がすかず、その上、すっごく暑かったので、内宮前のおはらい町で念願だった赤福氷を食べただけで済ませました。疲れていたのもあって、甘くて冷たいものが美味しく感じましたし、何より食べたかったものなので、嬉しかったのですが、思いのほか甘かった~☆目の前で同じのを食べていた女性客は「ベタベタ甘くなくてさっぱりして美味しいね」と話していたので、ごく普通の甘さだったのだと思うのですが、氷を食べ進めると出てくるこし餡がビックリするほど甘く感じられて、衝撃的でした。元々甘党だし、今でも完全に甘いもの断ちをできているわけでもないのですが、それでも、外で甘いものを食べるのは久々だったからか、いつのまにか舌が甘みに敏感になっていて甘みを強く感じました。
でね。後から思えば、これが後々のコンビニ食へとつながっていく「元凶」(←美味しい旅の思い出なので、こういう呼び方はしたくないのですけど)となっていったようです。
当初の予定では、その日泊まるホテルでは夕食が食べられるところがないので、チェックインする前にあらかじめ調べておいた駅のそばの飲食店で海鮮料理を食べようと話していたのです。が、氷の蜜と餡の甘さで血糖値が上がっていたのか、駅に着いても、とてもちゃんとしたご飯を食べる気になれないぐらいの満腹感。なので、「じゃあ、駅弁とか、近くの土産物屋さんみたいなところで海鮮弁当みたいなのがあったら、買って行こう」ということで、うろうろ探したのですがどうにも見つからず。仕方なく、ホテルにチェックインしました。
が、シャワーで汗を流してゆったりした気分になったら、なんだかお腹がすいてきたんですよね。。。
そこで、ホテルの同じ敷地内にあるコンビニに出向くことに。…もう一度駅周辺まで行く元気はなかったので。で、一応油モノなどは避けるようにして選択した納豆巻きを食べ、家から持ってきていた梅干をちびちび。
つくづく、ちゃんと食べるべき時に食べておかないと後で暴走するなぁということが分かったのですが、案の定夜10時を回ったあたりで、またまたお腹がすいてきました。昼間、普段とは比べ物にならないぐらい歩き回ったんだから、むしろ普段よりいっぱい食べても大丈夫なぐらいだったのに、納豆巻きとヨーグルトじゃお腹、すきます。オットも「お腹すいた」と言い出したので、またコンビニへ。で、せめておにぎり2つでやめておけばいいものを、レンジで温めて食べるたこ焼きまで買っちゃいました。…夜のコンビニって、他のお客さんもガンガン食べ物を買っているし、何かテンションが上がっちゃって、ついつられて買っちゃうような気がします。おまけに、昼間のカキ氷の糖分(多分お砂糖でしょう)で正常な思考が働かなくなっていたのかもしれないし、そもそも旅という非日常の中でテンション上がってたでしょうし。そんなこんなで、普段家にいたらまずこんな時間に、しかもこんなに大量には食べない…というぐらい食べちゃいました。余談ですが、次の日、伊勢の内宮でお腹がごろごろしてきて、結局若干お腹壊しちゃいました。。。
伊勢2日目(帰宅した日)。
同じく朝から食べたものを書き出してみます。
・ご飯、焼きシャケ、温泉玉子、しらすおろし、アサリの佃煮、ネギと板麩の味噌汁、しば漬け、たくあん、焼き海苔。
・スティック胡瓜、こんにゃくようかん、豆乳シェイク。
・手こね寿司、こんにゃくの炒り煮、キャベツの浅漬け、ふのりの味噌汁。
・目はり寿司(梅、おかか、雑魚の佃煮)。
・ご飯、梅みょうが。
この日は、とにかく朝から喉の渇くものをたくさん食べてしまいました。
まず。泊まったホテルはビジネスタイプのホテルでした。朝食は洋食か和食を選ぶシステムだったので、「やっぱりご飯が食べたい」と和を選択。塩気のしっかり効いたおかずが多かったのですが、朝7時からちゃんと食事できるのはありがたいので、しっかり完食しました。
その後、内宮に移動。前の日は主に外宮を中心に回り、内宮はおはらい町のみ、下見を兼ねて行っただけだったので、この日はしっかりと内宮にお参りしました。
2時間程度かけてゆっくりお参りした後、おはらい町の方へ。
やっぱり、旅の楽しみのひとつは買い食いですよね。胡瓜もこんにゃくようかんも豆乳シェイクも美味しかったです。
特に、スティック胡瓜は本当によく売れていてビックリ。行きかう人の8割は買ってたんじゃないの?と思うぐらい。漬物屋さんが店頭で販売しているもので、縞目にむいた胡瓜を上下のヘタだけ落として1本丸々昆布と塩で漬けたシンプルなもの。割り箸に刺してあって、齧りながら歩けるのがポイント高いのと、100円という手ごろな価格、暑いので口の中もサッパリするような気がする…というのが売れる理由なのかしら?確かに、氷で冷たく冷やしてあって美味しかったです。なんなら2本食べたいと思うのを我慢したぐらい。
それから、これも事前に「絶対食べよう」と思っていた、手こね寿司。人気店だったらしくて開店前から列が出来ていました。漬けになったカツオの切り身が寿司飯にどんと乗っていて美味しかったです。小鉢のこんにゃくの炒り煮もサッパリしていて美味しく、大満足でした。…でも、寿司飯って喉渇きますね。オットとの二人分として買って持っていた1リットル入りの水、どんどん飲んでしまいました。
その後、名古屋に移動。予定変更して新幹線で帰ることにしたので、当初の予定ではゆっくりきしめんでも食べるか~、胃に優しそうだし…と話していたのですが、結局バタバタと駅ビル(?)の高島屋の食品売り場でお弁当を買って新幹線に乗ることになりました。一応、すぐ食べられるようなところをうろうろ探したのですが、名古屋は初めてで土地勘がない上に、当日の夜、何かのお祭りでもあったのか、すっごい人混みで萎えてしまったのでした。。。
で、何を買おうかとうろうろしていて「これ食べたい」とオットが指差したのは柿の葉寿司。「名古屋のものでも伊勢のものでもないじゃーん」と突っ込んでいる時間的余裕はないので、それを買い、自分のためには同じお店で目はり寿司を買いました。…また寿司飯じゃん!というのは、新幹線に乗ってから気づきました(汗)。
…とまぁ、でも、この日は一応、3食しっかり米の飯が食べられただけ、前の日よりは良かったかなぁ…。
上記の、食べたものの中に「ご飯、梅みょうが」とあることから、ひょっとして察しがついていらっしゃるかもしれませんが、帰ってきてから家で食べました。夜9時ごろ(爆)。
ということで。
食べ物の話だけで長々書いてしまいましたが、今回の旅の教訓です。
まず、移動手段にかけるお金をケチらない(苦笑)。やっぱり行きのバスの中できつかったところから始まって、食事のリズムもそれ以外のリズムもちょっとずつおかしくなっていった気がするので。
できれば宿代もケチらない(笑)。少なくとも、宿で夕食が食べられるようなところにしていたら「そこまでお腹すいてないけど」という時でもちゃんと食べるので、その後ズルズルヘンなものを食べ続ける…ということはなかったように思います。しかも、せっかくの旅なのに土地のものを食べないどころか結果的にコンビニ弁当…(泣)。
普段ろくに運動していないのに、ハードな日程で回ったうえに、炎天下の中2日歩き回りました。さらに、ここまで書いてきたような食事内容、普段浴びなれていないクーラーの風に宿や移動の車内で浴びまくったことなど、今回の風邪はひくべくしてひいたなぁ…と思っています。こう書くと、今回の旅行がなんだか全然楽しく感じられなかったみたいですが、そんなことはなくてやっぱり楽しかったです。何しろ旅慣れてないもので、「こうすりゃ良かった」という点が多かっただけで。反省すべき点は反省し(←今話題の誰かみたいですが)、次の機会があったらさらに楽しめる旅にしたいです。
そうそう。
ちなみに、今回お伊勢で神様にお願いしてきた内容は…
「○○家、××家のみんな(←私の実家、オットの実家も含めて私たち家族)が、『健やかで』穏やかで幸せな毎日を送っていけますようにお見守りください」ということです。なので、早速ひいてしまった風邪が治ったら、きっと今まで以上に健やかな毎日が送れるんじゃないかなぁ…と思っています。