えーっと。。。
昨日はなんだかぽかぽか陽気だったのですがー。
お鍋、強行しました。
だって、食べてみたかったんです、せんべい汁。
オットも私も西日本出身なので、東北地方には訪れたこともないし馴染みもそうないのですが、なぜか食べものには憧れるんですよね~。
今、寒い時期だから余計に、かな?
そんなわけで、以下、おおまかな手順です。
・きのこ類(舞茸、しめじ、エリンギ、なめこ)は石づきを除いて大きめに手で割いておきます。
・牛蒡は大きめのささがき、人参は少し厚めの半月切り、里芋は厚さ1㎝程度の輪切りにします。
・鍋に、紙ナプキンで油をおさえた油揚げを並べ、中火で少し香りが出るまで焼きつけます。
・油分が足りないようならごま油少々を加えて、牛蒡を加えて炒め、人参、里芋、なめこ以外のきのこ類も加えて塩を振り、炒めます。
・食べやすく切って下処理した(塩で揉んでからさっと湯がいた)糸こんにゃく、水を加えて15~20分ぐらい煮込みます。
・濃口醤油を加えて少し煮たら、手で3つか4つに割ったせんべい汁用のせんべいを加えて5~7分ぐらい煮込みます。
・ざく切りにした春菊を加え、しんなりする程度に煮たら火を止め、刻んだネギと七味唐辛子を散らして出来上がりです。
・・・画像、湯気でぼやぼやしていてイマイチ美味しそうじゃないのが残念なのですが…(汗)。
うっまーいっ♪
せんべい汁って初めて食べたんですけど、美味しいですねー♪
見た感じは、ゴマとかピーナッツとかの具の入っていない南部せんべいみたいな感じ(でも、ちゃんとせんべい汁用に焼いてある、溶けにくいせんべいらしいです)ですけど、おつゆに入れて煮込むと、食感が面白いんです~。
画像ではまだ煮込み始めて間もないから、わりとしっかりした状態で写っていますけど、出来上がりはもっとくたーっとしています。
噛むとむにょむにょっとしていて意外と弾力があって、ほんのり塩気もあって美味しい♪ ”みみ”の部分はちょっと分厚い分、少し硬めでしこしこっとしてます。
オットと「こりゃあいいねー」とはふはふ奪い合って食べました。
おだしは、きのこ類をこれでもかっとたくさん入れたので、それ以外の出汁類は入れなかったのですが、本当にいい味が出ていて体にしみます~。深いおだしの味わいの後に漂う、ほのかな牛蒡の香りがまた良し♪
里芋ときのこのおかげでとろっとろにとろみがついているから、いつまでも熱々なのも嬉しい♪
思っていた以上にいい働きをしてくれたのが油揚げ。
普段あまり行かないスーパーに久しぶりに行ってみたら、
あられ揚げというのを見つけたのです~。
あの男前豆腐店の母体だった…というか、なんていうんでしょう?今は経営上、まったく別になったようですが、男前豆腐店の社長の実父の会社(?違っていたらごめんなさい) 三和豆水庵の商品で、初めから一口大になって揚げてあるから、包丁やまな板を油まみれにして切らなくてもいい、という、横着な私にはピッタリ♪なお揚げさんなのですが、そういう手軽さだけじゃなくって、味と香りが良くて気に入っちゃいました~。
初めにちょっと焼きつけたおかげもあったのかどうなのか、お鍋に入れて煮込んじゃっても香りとコクがよくて、おつゆを吸ったのを食べると、お肉にも負けない存在感♪ オットなどは「鶏肉みたいだけど、鶏肉よりも旨ぁい♪」と若干はしゃぎ気味で食べてました。
初めてのせんべい汁、期待していた以上に遥かに美味しかったので、今シーズン中にもう1度か2度は食べたいな~♪