お昼、生姜たっぷりのうどんを食べながら、ふと、カレー南蛮が食べたい!と思ってしまいました。
ですが、前の記事にも書いたとおり、今ネギを切らしているので、ネギナシでそれ風のものを作ってみることに(←じゃ、「南蛮」じゃないじゃん☆)。
もっとも、晩ご飯は基本的にご飯を炊いて食べるようにしているので、ご飯のおかずとして。
こんな感じになりました↓
以下、おおまかな手順です。
・蕪は根元で葉を切り落とします。葉の一部は後で使いますが、多すぎるので残りは別のおかずに使います。葉は食べやすくざく切り、本体は4~6つ割に。煮崩れしやすいので、大きめにざっくり切ります。
・玉ねぎは一口大に切りそろえます。
・車麩、干し椎茸は水で戻して、食べやすく切ります。
・鍋にごま油少々を入れて火にかけ、あたたまったら玉ねぎ、椎茸の順に炒めます。
・全体に油が馴染んでしんなりしたら、カレー粉を加えて混ぜます。
・鍋にひたひたの昆布出汁、椎茸の戻し汁、醤油を加えて少し煮て、煮立ってきたら車麩、蕪を足してフタをして弱火でことこと煮ます。
・蕪に火が通ったら、蕪の葉の、根元に近い部分→葉先の順に加えて少し煮ます。
・水で溶いた葛粉でとろみをつけて出来上がりです。
コレ、ものすごく美味しいです♪
カレー粉以外に辛味スパイスなどは一切入れてないので、とてもマイルドで優しい味わいです。
でも、昆布と椎茸の出汁の効いた和風のカレー味が食欲をそそって、ついつい手が伸びてたくさん食べてしまいました。
蕪が煮崩れる寸前ぐらいまで柔らか~く煮えていて、一口噛むとじゅわーっと甘い汁があふれますし、旨みをしっかりつかまえた車麩もふんわりこっくり。
オットも無言でただただ何度も箸を伸ばしていました。…ウチのオット、ガツン系のおかずで「美味しい」と思ったら「旨ぇ~☆これは旨ぇ!」と叫ぶのですが、煮物などで味が気に入ると、ただただ黙って食べまくります。で、お腹が落ち着いてから「これはいいねぇ…」とつぶやくのです(笑)。←分かりやすい反応
いや、でも、ホント、これは美味しいです。
ネギがなかったのが悔やまれますけど、それでも感動的に旨いです。
今まで、カレー(味)といえば、辛口が好みで、唐辛子をガンガン効かせて辛めにしないといけないような気でいたんですけど、辛くないカレー味もアリだなぁ…としみじみ実感。
ちょっと病みつきになりそうです。