オットが家にいる時の昼食は、たいていパスタです。
家には、安くなっている時にまとめ買いしているディチェコのパスタや全粒粉のパスタが、太いの細いの、ショート…とひととおりあるので、その日の気分で適当にソースを作って麺を選んで合わせています。
一番よく作るパスタソースは、シンプルなトマトソース。
これも安い時にまとめて買ってあるトマトの水煮缶1缶を鍋にあけ、木べらであらくつぶします。ヘタの硬いところも取り除かず、そのまま煮てしまいます。そこに乾燥ハーブのオレガノかバジル(←気分次第)を適当に振り入れ、オリーブオイルを適当に垂らし、ニンニクひとかけを直接鍋の上で包丁で適当に小さく切って入れて、火にかけます。15~20分ぐらい弱火で煮込んで塩・胡椒で味をととのえて、もう10分ほど煮て出来上がり。…という、手抜きもいいところのソースなのですが、トマトの酸味が好きなので、とても美味しいソースで気に入っています。これは麺の太い細いにかかわらず、どれにでも合うのですが、最近はもっぱらショートパスタで食べることが多いです。常備しているのはらせん状のフジッリやマカロニがくるんと丸まったような形のチフェリなのですが、その溝や穴の部分にしっかりとソースが入って美味しいのです。
また、上記の作り方は元々やっていた基本のトマトソースなのですが、最近はそこに当たり前のように、レンズ豆を加えて煮ています。加えるタイミングは私の場合、塩・胡椒を加える前。豆を加えてから10分ほど煮て、それから塩・胡椒を足しています。
レンズ豆は予め水に浸けておかなくてもすぐ煮えるので便利だし、たんぱく質やビタミンB類が豊富だと聞くし、何よりパスタソースに加えることで、食感が楽しい。これに簡単なスープとサラダを合わせることもありますが、なんだったらこのパスタ一皿だけで充分満足のいく昼食になります。
もっと手抜きして瓶入りのジェノベーゼソース(ただし、材料が有機栽培のもので出来ているものを選んでいますが)を絡めるだけ…ということも。ジェノベーゼといえばリングイネを合わせるのが一般的な感じですが、これも最近ショートパスタで食べるのにハマッています。だってやっぱりソースが絡んで美味しいんですもの♪この時にも栄養添加と食感アップのためにレンズ豆を加えるのですが、ソースが出来合いなのにどうするのか…といえば、別の鍋で予め煮るなんてこと、しません。パスタを茹でる水の中にまず乾燥の豆を入れてしばらく放置しておいて、それから豆ごとお湯を沸かし、パスタと一緒に茹でちゃいます(なんたる手抜き!)。
ゴールデンウィークの間は基本的に毎日オットがいたので、お昼は毎日パスタ…ということになったのですが、トマトソースもジェノベーゼも美味しいけど続くと飽きる…でも、手間をかけるのは面倒だ…ということで、考え出して結構美味しかったのが納豆のソースです。二人分のパスタ用として、納豆80~100g(面倒なので2パック換算でいいと思います)を予め器に移してよく混ぜておきます。付属のカラシがあれば、それも加えてまぜまぜ。刻んだ葱、刻み海苔など、適当に加えて、旨みを足すために細かくしたとろろ昆布をプラス。醤油は、後で麺と合わせることを考えて結構多めに加えます。何か味のアクセントがほしいなぁと考えて一味唐辛子をプラス。で、普通に麺を茹でるのですが、茹で上がる1~2分前に、納豆の器に茹で汁をお玉に軽く一杯分ほど加えて混ぜておきます。(麺と絡みやすくするため)あとは、茹で上がったパスタと納豆を和えて、トッピングに鰹節をたっぷり。…思いつきでやってみたわりには美味しく、オットにいたっては「色々なソースの中でもこれが一番気に入ったかも」とまで言っていました。個人的には、もうちょっと改良の必要があるなぁと思ったのですが。
ちなみに。
パスタのレシピ本などを見ると、よく、一人分のパスタが80~100gと書いてあるのですが、我が家の場合だいたい150gぐらい(きちんと量ったことがないのですが)茹でているような気がします。多いという認識はずっとあって、一時は「適正量」を茹でて食べていたのですが、結局夕方ぐらいにお腹がすいて間食してしまうので、最近では「あとから変なおやつを食べてしまうよりいっか」と開き直ってたっぷり山盛りのパスタを食べています。
…ので、たまーに外食でパスタを頼むと「少なっ」と思ってしまうのでした。。。