ここのところ、もう長いこと、本格的に寝込むほどの風邪をひくということはなかったのに、どうやらここ数日、ヤバイ感じ。鼻の奥が何だかツンと痛いなぁ…と思いつつ、ほったらかしていたら、昨日辺りから、いきなりズルズルと洟垂れ状態になってしまいました。くしゃみは出るし、頭はぼーっとするし、背骨の辺りがずんと痛むような気も。
あぁ、これから本格的に熱でも出るのかしら。。。
とりあえず、ひき始めのうちに何とかしたいので、消化に良いものを食べたり、あったかくして過ごすようにしたりしています。
今日は「そうだ、風邪のひき始めには生姜湯だ」と思い立って、材料を買いに。
頭がぼんやりする中、スーパーに行き、生姜を購入。はちみつは家にあるので、買うべきものはそれだけでよかったのですが、今日仕込んでも今日すぐには飲めない・・・ということで、今日のところはとりあえず市販の顆粒状の生姜湯の素も購入。
早速、家に帰って1袋飲んで、体がほかほかしてきたところで、布団にくるまってゴロゴロしていました。
起きたら、心なしか、ほんの少し楽になったような気がしてきたので、自家製の生姜湯の素を作ることにしました。
買って来た生姜を全部太めの千切りにして(一刻も早く出来上がって欲しかったので千切りですが、薄い輪切りでも可)、半分ほど使いかけのはちみつの瓶に、そのまま投入。ついでに、少し余っていた黒糖も加えました。
千切りにして、断面を大きくしたのが良かったのか、結構早いペースで水分が出て数時間ほどで、はちみつがシャバシャバになりました。この分だと、明日には飲めるかも♪
生姜は多くの漢方でも処方されるように、発汗を促して体を温める効果があります。また、殺菌効果の高いことからも、風邪のひき始めに摂るのは理にかなっています。はちみつや黒糖のほのかな甘みのおかげで、気分的にもリラックスできるので、風邪に限らず、心身が弱っている時に生姜湯を飲むのは効果的かもしれません。
ちなみに、我が家では、生姜湯やゆず茶を飲む時には、ただお湯で溶くだけでなく、松の実を5粒ほど浮かべていただきます。松の実も漢方ではよく使われる食材で、滋養強壮や老化防止、美肌効果、便秘解消にも効果があるそうです。香ばしくて美味しいので、海苔のスープなどに浮かべて食べたりもしています。
ともかく、風邪をなるべく悪化させないように、風邪に良いとされることを思いつく限り実践してみようと思います。