おととい、例の農産物直売所でミョウガが大小20個ぐらい入ったものが150円で買えたので、半ば興奮気味に手に入れてきました。
ミョウガ、大好きなんですよね~。
以前もキュウリとの浅漬けサラダか何かでここに書いた覚えがあるのですが、あの爽やかな香りとしゃきしゃきした歯ごたえがたまらなく好きで、夏になるとサラダ、そうめん、味噌汁…などなどしょっちゅう登場します。
さて、今回はたくさん手に入ったので、梅肉和えにすることにしました。
小口切り(太いところは半月)にして軽く塩をしてなじんだら水気を絞ります。
適当な空き容器に入れ、梅干を種ごと3個一緒に加えます。
清潔な箸を突っ込んで、ぐるぐるぐるぐるぐるぐる…
そうすると、勝手に梅干の実がほぐれ、種も外れます。
全体になじんだら、種を取り出し、出来上がり。
梅干の酸のおかげで、綺麗なピンク色に染まります♪
冷蔵庫で1週間から10日ほどはもちます…が、もう既に半分ぐらいになっています(笑)。
お吸い物のアクセントにちょっと浮かべたり、冷奴のトッピングにしたり、そうめんのつゆに薬味として加えたり、白ゴマやしらすと一緒にたっぷりご飯に混ぜ込んで、混ぜご飯にしたり、色々使えます。
ちなみに、昨日はこの混ぜご飯にしました。さっぱりして美味しいです♪
梅干もミョウガもどちらも大好きなので、この薬味は大好物なのですが、よくスーパーなどで見かける3個入りのものではちょびっとしか出来ないので、安く大量に手に入った時だけのお楽しみです。
画像の中で隣にある黒いものは、梅醤油です。
たたき梅など、梅肉を取った後の種をひたひたの醤油に漬けていくだけの簡単なものですが、これが結構使えます。残った梅肉が溶け出して若干とろっとした梅風味の醤油になるので、酢の物の味付けやサラダのドレッシングとして加えても美味しいですが、一番気に入っているのは、冷奴のお醤油代わりにそのままかけて使う食べ方です。他の調味料などで味が薄まらない分、しっかりと梅の味がして美味しいです。
種が常に醤油に浸っているように、適宜注ぎ足して使うようにするのと、冷蔵庫保管にすることで、半年以上はもちます。また、長く置いていると塩気が強くなるので、加減して使う必要があります。
梅肉には疲れを取ってくれるクエン酸が豊富なので、これからの暑い季節、進んで摂りたい食品です。
また、唾液をよく分泌させてくれるので、唾液中の酵素の働きにより消化を助けてくれたり、活性酸素を除去してくれたり、カルシウムの吸収を良くしてくれたりもします。
強い殺菌・防腐効果もあるため、この季節はお弁当に入れる…なんていうのは有名ですね。食べた後に関してもその働きは有益で、腸内で殺菌効果を発揮してくれることで腸内環境を整えて、下痢にも便秘にも効果がありますし、また、そもそも胃酸の分泌を促してくれるので消化吸収を手伝ってくれるという効果も期待できます。
そんなわけで、1日1個は食べたい梅干なのですが、そのままだと酸味が強すぎて…という場合でも、ミョウガと和えたこの薬味であれば、酸味が幾分和らぐので食べやすいかもしれません。