今シーズンも農産物直売所に「
ほっこりえびす」が出始めました。
初めて食べて、そのほっこり具合に感動して以来、毎年これが店頭に並ぶと「夏だなぁ」と嬉しくなるのです♪
名前のとおりの、のどに詰まっちゃいそうなぐらいほくほくのえびすかぼちゃで、毎年、まずはシンプルに、少ない水分とお醤油ひとたらしだけで作る煮物で味わうのですが、今年はちょっと変えてみました。
これです↓。
←さては煮過ぎて失敗したな!?
違います!!
あえて煮”くずし”たんですっ☆
「おかずのクッキング」の半年ぐらい前の号だったと思うのですが、カノウユミコさんが「煮くずれ野菜」の美味しさの記事を書いてらっしゃいました。…本棚のどっかに入ってしまって、肝心の本が出てこないのですが(汗)。
確か、かぼちゃやジャガイモ、蕪などの根菜類をあえて崩れるまで煮ると、これまた新鮮な美味しさに出会える…というような内容で、そのうちやってみたいと思っていたのです。
カノウユミコさんの記事ではかぼちゃをシンプルに「煮くずれ」にしたレシピが載っていたのですが、ウチのはアレンジ。なので手順を書いちゃっても大丈夫かしら。
せっかく「ほっこり」のかぼちゃなのですが、水を多めに入れ、塩少々と刻んだにんにく、1センチぐらいに切ったえのき茸も加えて点火…。
どうなるかなー…とドキドキしながら煮込むこと15分ぐらい。
仕上がる前に細挽きの白胡椒を振ってそーっとひと混ぜ。
器に盛ってから、薄口醤油をひとたらしで完成。
これがねー。
うんまぁいの!!
かぼちゃそのものが美味しいのは分かっていたので「まぁ美味しいだろうな」とは思っていたのですが、予想を上回る美味しさ♪
水分多めでくずれるほど煮ているから、しっとりねっとり、かぼちゃの濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。
ほんの少し効かせたにんにくと白胡椒のおかげで、甘いながらもご飯にも合う味になりました。
元々そんなにかぼちゃ好きでもなかったはずのオットも完食。お皿までなめそうな勢いでした。
カノウユミコさんは「煮くずれ」と書いてらっしゃいましたけど、これはあえて煮くずしてでも食べたいっ☆
だから個人的には「煮”くずし”」で♪
あ…
正直に白状すれば、やっぱりさすがに狙っていた状態よりもちょっとくずれ過ぎました(爆)。
次はもうちょっと絶妙なタイミングを模索したいと思います。